サンセイ株式会社・代表 三浦誠

17歳の時です。たまたま友達の紹介で塗装屋さんに手伝いに行くことがありました。特に夢ややりたいこともなく、何となく始めたのがきっかけです。「何となく・・・」でしたが、仕事をしていくうちに家や外壁、建物等が綺麗になっていくのがうれしくて！。またお客さんと会話して喜んでいただけると自分自身も幸せな気持ちになりどんどん塗装の魅力にとりつかれていきました。正直、途中何度も挫折しそうになることもありましたが、もともと負けず嫌いで『はまると、とことん最後まで！』な性格もあり、現在までこの仕事を続けることとなりました。

親方の下で修業をし、懸命に仕事を覚え、現場をまかされるようになり、職長となり現場段取りをするまでに成長することができました。そして『いつかは地元で自分の塗装屋をはじめたい！たくさんの人に塗替えで幸せなきもちになってほしい！』と徐々にその気持ちが強くなっていきました。

2009年、一念発起してついにサンセイ塗工をたちあげることができました。独立してすぐはたくさんの方にお世話になりながら、がむしゃらに仕事をしてきました。下請けの仕事を坦々とこなしていく日々で、必死に仕事をしてはいたものの、自分の納得のいく仕事ができるわけでもなく、施工内容に疑問を抱くこともあれば、自分の満足のいく仕事をしようとすると金額があわず、『このままでいいのだろうか…』と悩みつづけて苦しい時期を過ごしていました。

そんな中、私を大きく変える転機となったのは同じ塗装職人で、静岡県で長く地元の方に愛される自分の理想を絵にかいたような塗装店を営む代表さんとの出会いです。とても気さくで私にいろいろなアドバイスをくださり、日本塗り替え研究会に誘っていただいたのもその方です。悩んでばかりいた私ですが、それをきっかけにとても前向きになり今まで以上に勉強をして、人間的にも成長しようと努力をはじめました。同時に『下請けではなく直接お客様に自分の信じた職人の仕事を提供したい！』と強く思うようになりました。

まだまだ夢を実現するために動きだしたばかりですが、ありがたいことに依頼をいただけるお客様はとてもあたたかく、可愛がっていただいてます。綺麗になったお家をみて喜んでいただけると最高に幸せで、この仕事をしていてよかった！と思えます。

私は今までも、そしてこれからも塗装一筋、根っからの職人、塗装馬鹿です！口下手で難しい言葉を使えるような文才もありません。ただ塗装に対しては熱い思いでとことん勉強をして腕を磨いてきました！そして今もこれからも更なる向上のために勉強を続けてきます。私を信じてくださるお客様のために、一塗一塗、誠心誠意、心をこめて塗らせていただきます！

10年後、30年後も付き合っていけるそんなペンキ屋でありたいと思っています。

そのためにも大好きな地元にとことんこだわり、お客様に『安心』『満足』『笑顔』をお届けできるようにお客様の立場になって考えプロの塗装職人として納得できる仕事をし続け、育ったこの町に少しでも貢献できるよう努力したいと考えております。